響け!ユーフォニアム ― 疾走する青春と響き渡る音色
「響け!ユーフォニアム」、どこから語り始めて良いのか―。この一週間、全てを見尽くしてしまった。シーズン1、シーズン2、番外編、映画2年生編、全てです。
ああ、この作品の凄さを。
この作品の感動を。
一言で表現するなら、「青春」。
青春という響きそのままに描かれる甘酸っぱさと熱い情熱。そこに絡まる人間関係、複雑に入り組む問題、それら全てが主人公たちの全国大会金賞を目指す道程と絶妙に絡み合います。
彼らの情熱。
彼らの努力。
それらが全て私の心を打ちました。
心を揺さぶるシーン
トランペットのソロパートを決めるシーン。
その緊張感。
そのリアルな人間関係の摩擦。
そして、多数決という残酷な方法で結論を出す。そこには青春の厳しさ、残酷さが織り込まれています。
青春の象徴
大前さんと香坂さんのシーン。
香坂さんの弱音。
大前さんの支え。
これこそが青春です。互いが互いを高め合い、成長していく姿がそこにあります。
葛藤と決断
大前さんの姉が大学を辞めるシーン。
親の言う通りに生きてきた彼女が、自分の本心と向き合う。
その結果、自身の欲求を満たす道を選ぶ。
その揺れ動き、その決断が、私たち視聴者に深く共感を呼び、涙を誘います。
心の奥底
そして、あすか先輩。
彼女が戻ってくるかどうか。
その答えが、心の奥底に隠してきた本音とともに描かれる瞬間―この瞬間に、私の心は完全にこのアニメに引き込まれました。
未来への期待
今年の8月6日。
5年ぶりの続編が公開されます。
私たちは2年生の秋から3年生のコンクール編までを見守ることになります。