今日は嫌われた監督って言う落合博満監督の本読みました。
落合監督といえば言わずもがな中日の伝説の監督であり中日の黄金期を築いたものすごい監督であります。
しかしタイトルの通り嫌われている。
勝ち続けているのに嫌われるその理由がこの本には書いてありました。
ただこの本を読んだ感想としては、嫌いにはなれませんでした。
僕の中の落合博満監督のイメージが覆るそんな本でしたね。
本の内容としては、
落合博満監督のインタビューを監督が決まる前からずっと行っていたインタビューあの方の本であります。
監督決定の議論から、落合ドラゴンズの約10年あまりのペナントレースを、追っていった作品になります。
一年のペナントレースごとに、
印象深かった選手やコーチ陣に注目して本が進んでいきます。
何升かあげていきます。
私が一番気に入った話は、天才打者である和田選手の話がとても面白かったです。
和田選手の紹介をします。
和田選手は西武ライオンズで活躍をし、パリーグの首位打者を獲得するなど、球界を代表する打者でありました。
そんな天才バッターを中日ドラゴンズは35歳の時に獲得しました。
反対する勢力は多かったものの落合監督の一声で、引退間際と思われた選手を獲得したそうです。
和田選手は、35歳のぼくがドラゴンズに入団して若手選手のチャンスを奪ってしまうんではないのかと少し不安になるところがあったそうですが、
落合監督は年齢は関係ない、実力だ。
キャンプで競争する必要はないポジションはもう与えてある。
実績だけを残してくれ。
和田選手が、サインがないにも関わらず、右打ちをしてチームバッティングに徹した時も落合監督はお前はただただ自分の成績を追えばいいと。
普通の監督では考えられないような方法を取ったそうです。
そして和田選手と落合監督で鹿は分かり合えないバッティング理論を2人で交わすことで、三十歳後半でセリーグの MVP をとる大活躍を取ることができました。
このような話が各章で語られています。
一見冷酷であり、ファンサービスも少なく、勝利に徹するだけで落合の野球はつまらないと思われていましたが、そんなことは言われてもいいと本人も持ってますし、
そんな浅い野球かんで落合監督は野球をしていなかったということがとても分かりました。
ずっと勝ち続ける落合ドラゴンズ!
勝利に徹する落合ドラゴンズ
そんな落合野球を、隅から隅まで読むことができるのがこの本になります!
是非店頭で勧めいたします以上で
落合監督嫌われた監督の書評を終わります!